クリスマスコンサート〜キャロルでつづる降誕物語(カフコンス第45回)
2007-12-16


「ああ ヨゼフ 私のヨゼフ
 ゆりかごを揺するのを手伝ってください」
「どうやって揺すってあげたらよいのだろう
 指が凍えて思うように動かないんだ」
山上に風が吹き マリアが幼子のゆりかごを揺らす
シュム シャイ シュム シャイ(ゆらり ゆらり)

『いばらの道を行くマリア』
(ドイツキャロル)

マリアはいばらの道を行く
キリエ エレイソン
七年間一枚の葉もつけなかったいばらの森を
イエスとマリア

マリアは何を胸に抱いていたのか
まどろむ幼子 平和のイエスを

するといばらにバラがさいた
抱かれた御子が通ったときに

 イエスの家族がナザレの町に戻ったのは、残酷なヘロデ王が亡くなった後でした。聖書には、その後の子供時代のイエスについてはあまり詳しく書かれていないようです。
 さて、今日はクリスマスキャロルを中心に演奏してまいりましたが、最後はイエスキリストを讃えたモテットで締めくくりたいと思います。グランチーニ作曲の「やさしきキリスト」をお聴き下さい。

『やさしきキリスト』
(ミケランジェロ・グランチーニ作曲のモテット)

やさしきキリスト 善き主よ
わたしの愛 わたしの命
わたしの慰め わたしの誉れであるお方
あなたこそこの世の救い主
あなたこそ望み 憧れ 祈り
おお やさしきお方 親愛なるイエス

戻る
[├終了したカフコンス]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット