アメリカとオーヴェルニュの歌(カフコンス第20回)
2005-09-25


協賛:キリンMCダノンウォーターズ株式会社

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*曲目

コープランド「古いアメリカの歌」より
Aaron Copland (1900-1990)
Old American Songs
  Zion's walls (1952) シオンの城壁
  At the river (1952) 川のほとりに
(ソプラノ・ピアノ)

アイヴズ「川のほとりに」
Charles Edward Ives (1874-1954)
At the river (1916)
(ソプラノ・ピアノ)

コープランド「ノクターン」
Nocturne (1926/78)
(クラリネット・ピアノ)

カントルーブ「オーヴェルニュの歌 第4集」
Joseph Canteloube (1879-1957)
Chants d'Auvergne 4e serie (1952)
  1.Jou l'pount d'o Mirabel ミラベル橋で
  2.Oi ayai オイ アヤイ
  4.Chut, chut チュ チュ
  3.Pour l'enfant 子供のために*
  5.Pastorale 牧歌*
  6.Lou coucut カッコウ*
(ソプラノ・ピアノ +*クラリネット)

(コープランド「古いアメリカの歌 より 猫を買ってきた」)


*出演

渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:大橋裕子(クラリネット)


*プログラムコメント

 民謡シリーズ3回目の本日はアメリカの風景を描いた作品で知られる2人の作曲家を取り上げてみた。
 コープランドは「ノクターン」の書かれた初期には最先端のモダニストだったが、30年代(ニューディール政策の影響?)に「作曲家が民衆からあまりにも遊離した存在である事を自覚」して「もっと単純な表現で聴衆をひきつける音楽」に転向、「アパラチアの春」や「古いアメリカの歌(全10曲)」に代表される大衆性の強い作品を経て、50年代には(戦後のラディカリズムの影響?)また洗練に戻った。対するアイヴズは「自分の真に書きたいものを追求」するため職業作曲家にはならず実業家としてアメリカンドリームを叶えたユニークな存在。「川のほとりに」はキャンプの集いでの歌を「風景の一部として」取り込んだヴァイオリンソナタを自身で歌曲に転用したもの。
 「オーヴェルニュの歌」では繰り返される旋律の伴奏の変化も聴きどころの一つだが、「ミラベル橋で」は特に1、3節と2節の対比が際立つ。「オイアヤイ」「チュチュ」「子供のために」は方言が印象的。「牧歌」は有名な「バイレロ(第1集第2曲)」の姉妹曲と言えるが、詞は愛の歌ではなくコミカルな内容。「カッコウ」では全編にカッコウの声が響く。


*歌詞大意

「シオンの城壁」(コープランド)

*来たれ 父よ 母よ
姉妹よ 兄弟よ
ともにシオンを讃えて歌おう

**父よ シオンの城壁の中で
出会う決心をしているか
シオンの城壁の周りを声高らかに行進しよう

*来たれ〓
*来たれ〓
**父よ〓

「川のほとりに」(コープランド)

川のほとりに集まろう
輝く天使が降り立ったところ
その澄んだ水が永遠に
神の王座の傍らを流れる場所に

*そうだ 川のほとりに集まろう
美しい 美しい川のほとりに
聖人たちとともに集まろう
神の王座の傍らを流れる川のほとりに

もうすぐ私達は光る川に着く
もうすぐ私達の巡礼の旅は終わる
もうすぐ私達の幸せな心は
平和の調べにふるえる

*そうだ〓

「川のほとりに」(アイブズ)

川のほとりに集まろう
輝く天使が降り立ったところ
その澄んだ流れが永遠に
神の王座のかたわらに満ちる場所に

川のほとりに…

そうだ 川のほとりに集まろう
美しい 美しい川のほとりに
聖人たちとともに集まろう
神の王座のかたわらに流れる川のほとりに

集まろう…
川のほとりに集まろう…


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